HITOTSU学
人間は常に判断基準のもとで、何かを選択したり放棄したりしています。 HITOTSU学では、この人間の判断基準、つまり、認識・判断・考え・感情の住む心の家を「マインドーム」と呼んでいます。 これは「マインド(mind)」+「ホーム(home)」を合わせた造語…
「アイデンティティ」とは何なのかについて、9つの観点で整理をしました。人間は、まず「私は人間である」という、 「犬や猿ではなく人間だ」というアイデンティティを意識する事無く当然のように持っています。 次の個人のアイデンティティ、 さらにそのア…
「アイデンティティークライシス」と言う言葉が示すように、 アイデンティティーが不安定だと、自分の存在価値を失い、 生きる意味、価値を持てなくなります。 逆説的に、アイデンティティーは生きる原動力であると言えます。 この時代、今までの生き方では…
人間は立場を獲得してアイデンティティを拡大する性質があります。 人間は組織に入ると、その組織の社長やリーダーのポジションと自分をひとつに重ねたり、 または歴史上の英雄を真似したりしながら、影響力を与える事ができるポジション、 立場に自分のアイ…
人間は家族共同体、地域共同体、組織、グループなどを作ったり、 それらに所属したりします。 そして所属する事を通して、自分のアイデンティティを作り、 さらにそれをもっと大きく広げていこうとするのです。 もし何らかの組織やグループに所属しなければ…
もしライバルや戦う相手がいれば、「あいつをどんな風にやっつけよう」 「あんなやつに俺は絶対負けるはずが無い」どと、自分の存在感をより強く感じるようになります。そして相手に負けたくないと必死に勉強したり努力したります。このように自分自身の存在…
アイデンティティとは、 「常に自分がどんな思いを選択し、蓄積しているか」 「自分がどんな一貫性を反復しているか」の結果であると言えます。 例えば、今は自分を男だと思っているのに、一時間後には女だと思い、 二時間後にはまた男だと思う、というよう…
人間は、アイデンティティである「自分自身をどう思うか」を 根本の判断基準として、物事を考えたり、人と話したり、 あらゆる選択と放棄を行っています。 つまり、アイデンティティとは、あなたの絶対支配権力であり、 問題を作るのも解決するのもアイデン…
脳の記憶はアイデンティティに大きく影響しています。 例えば何らかの事情で脳に障害が起きてしまい、 記憶喪失となってしまった場合、 自分のした行動さえ忘れてしまう状態だとしたら、 いったい自分自身をどのように思うでしょうか? アイデンティティは、…
アイデンティティとは「自分自身をどう思うか」「自分自身をどう認識するか」です。一般的には、「自己同一性」と約されます。 人間は「これが自分だ」と思えるものを自己と同一化し、 自我意識を作り上げます。 例えば映画を観る時、映画の登場人物の中で悪…
「アイデンティティ」という言葉は良く見聞きすると思います。「企業としてのアイデンティティの確立」、 「日本人としてのアイデンティティ」 「あなたのアイデンティティを明確にしてください」といった使われ方をしています。 そして、最近では「アイデン…
物、食料に溢れた現代は、 食べ物がなくて飢えて死ぬ事はありません。希望を持てない事から、生きる意味や価値を失い、 ビジョンをもてない寂しさ、孤独、疎外感に陥り、 ストレス、ジェラシー、怒りが膨れ上がり、 衝動的に人を殺したり、自らの命を絶つの…
「人間とは何なのか」 「生きるとは何なのか」と言う本質的な問いに答えられないと言う事は、 何のために生きるのかがわからず、 人生が何なのかをわからない事になります。 これでは、何を基準に考え、判断し、行動して良いのかわからず、 「人生」の楽しみ…
「人間とは何なのか?」 「存在とは何か?」 「宇宙自然はどのようなメカニズムで成り立っているのか?」 「宇宙存在の出発点は何か?」 「資本主義のメカニズムとはどういうものなのか?」 このような本質的な問いに対する明確な答えを持ち、 自分の人生を…
観点の移動について、ずっと言葉で説明してきましたが、 HITOTSU学創始者のNoh Jesu氏のサイトに、 アニメでわかりやすく観点の移動について説明されているビデオが紹介されていました。 英語ですが、見るだけでもイメージが湧くと思いますので、 是非ご覧下…
HITOTSU学のポイントである「観点を移動する技術」について、 HITOTSU学創始者のNoh Jesu氏が動画でわかりやすく解説しています。「人間の固定概念はダイヤモンドより硬い」と言われています。 先入観を捨て、頭を柔らかくして見てみましょう。
私たちは今まで、「物・存在があるのが当然」という事を大前提にした上で、思考と論理を展開する、思考習慣を当然としてきました。 しかし、最先端の量子物理学において、超ミクロの世界では、認識主体と認識対象の分離・独立が否定され、「認識するから存在…
人間は、「自分」と言う概念を、はっきりと理解しないままで、 「ここまでが自分」、 「ここからが他人(自分以外)」と、 「境界線」を引きます。前提として、私たち「人類」は、 壮大な「宇宙」の一部の「地球」に生息している「生命体」の一部です。 一つ…
「自分」または、「自分自身」と言う言葉は、とてもよく使う言葉だと思います。では、「自分」とは、何でしょうか? 「自分」について、どのような説明をするでしょうか?「自分」は、 「どこどこに生まれ、こんな家庭で育ち、仕事は何をしていて、こんな人…
無意識に作られ、常識化、観念化した 「●●だから、〜しなければならない」 「●●になりたかったら、〜するべきだ」 と言う因果論、当為論による束縛体系は、身近なところに溢れています。 「奥さんだったら、家事をするのは当たり前だ」 「夫だったら、家計を…
人間の五感覚は、物・存在を「ありのまま」に認識できず、各自によってその五感覚の機能が異なるため、誰一人同じように物・存在を認識していません。 このように、 「物・存在をありのままに認識する事が出来ない」 「「誰一人同じように、物・存在を認識す…
人間は、条件によって認識が変化してしまう、 不完全な五感覚の機能を通じて、物・存在を認識します。 つまりその物・存在を「ありのまま」には認識できません。 そして、物・存在を「ありのまま」に認識をしない上で、 それらの物・存在に名前をつけ、用途…
先日の記事で、人間の「五感覚」の不完全さについて書きました。 視覚であれば、その人の視力によって、見えるものの形は完全に変化します。つまり絶対的に存在している対象物を、「ありのまま」に見ているのではなく、 視力が0.1なのか、2.0なのか、メガネ…
「頑張ろう!」 この言葉を見て、みなさんは、どのような感情が生まれたでしょうか?Aさんは、 「何か目的目標があって、そこに共に団結をして充実している良いイメージ」を持つかもしれません。Bさんは、 「プレッシャーや強制的なものに感じ、悪いイメージ…
昨日の記事で、人間の五感覚(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)で、 今現在気づく事が出来る現象、 すなわち「意識」は、とても狭く、全体から見た「意識」の割合は、0.00001%、 残りの「無意識」が、99.9999%である事を書きました。 今この瞬間、 自分の呼吸…
ここ数年、茂木健一郎氏の活躍をきっかけに、「脳」への関心が高まり、 人間が意識できている部分だけではなく、 「無意識」部分の「意識化」、「無意識」の能力開発への注目も高まっていると思います。(NLPなど) 具体的に無意識には、どのようなものがあ…
あなたの自己紹介をしてください。 そう言われたら、どのように自分自身を紹介するでしょうか? よく考えてみると、その時の条件・状況、つまりシチュエーションによって、 自分自身の説明を変えている事に気が付きます。例えば、 「40才 会社員 2児のパパ、…
『HITOTSU学』はあらゆる現象(自然現象・物理現象・心理現象など)をどのよう認識するのか、その認識方式を深く理解し、自由自在に応用・活用できる自分になる事で、より自分の能力を発揮し、より人とのコミュニケーションがうまく行き、より豊かな生活、幸…
『HITOTSU学』について、Noh Jesu氏の著書を引用すると、 「ひとつのシンプルなイメージ」を道具にして、自然現象・物理現象・心理現象・意識現象・ 無意識現象・生老病死・物理的変化・科学的変化など、全ての存在現象、変化現象を説明し、既存の学問を次元…
『HITOTSU学』とは、全く新しい観点からのアプローチを持った学問です。 全く新しい観点からのアプローチですから、はじめは自分の固定概念が邪魔をして、 その新しい観点を理解する事が出来ず、始めてその概要を聞いた時には、特定の思想の押し付けではない…