②アイデンティティ=自己同一性

アイデンティティとは「自分自身をどう思うか」「自分自身をどう認識するか」です。

一般的には、「自己同一性」と約されます。
人間は「これが自分だ」と思えるものを自己と同一化し、
自我意識を作り上げます。


例えば映画を観る時、映画の登場人物の中で悪役を自分だと思いながら観る人は
ごく稀でしょう。
ほとんどの人が無意識に主人公を自分に重ね合わせながら観るのではないでしょうか?


この映画の主人公と自分を同一化する行為によって、緊張や楽しさ、感動が起こります。


この映画の主人公を自分と同一化する行為と同様に、
アイデンティティは「自分自身をどう思うか」「自分自身を誰だと思うか」
という自己同一性を持っています。


また意見の同一性もあり、相手と自分の意見が合致する時には、相手を自分だと自己同一化し、
意見が違う場合には、「私とあなたは別々」と無意識に分離して認識しているのです。