目の前に見える世界、自分の顔、恋人の顔、それらは 自分が見たとおりに存在するのではなく、条件によって、 見え方が異なる事がわかります。コンタクトをして視力1.2の状態で見える世界と、 裸眼の視力0.1の状態で見える世界は全く別世界です。Aさんから見…
私たちは普段、当たり前のように目で見たものが、 当然そこに存在していると思っています。 もっと言うと、そこに存在していると言う自体も自覚せず、 無意識に「あるのが当たり前」「存在するのが当たり前」と確信しています。 疑う事すらしませんよね。 そ…
HITOTSU学を学び始めて、はや2年半。 最初は、あまりその価値というか、本質を理解できておらず、 仕事をしながら時間があるときに片手間に学んでいました。 だから自分は学んでいるつもりでも、 自分固定概念が邪魔をして、無意識にフィルターが掛かってし…
NPO法人PBLSがHITOTSU学を応用し、 『孫子の兵法』について解説をする、 HITOTSU学公開講座を開催します。『孫子の兵法』と言っても、馴染みの無い方も多いと思います。 『孫子の兵法』は、中国、春秋時代の思想家「孫武」による兵法書、 つまり戦争に勝つた…
人間は常に判断基準のもとで、何かを選択したり放棄したりしています。 HITOTSU学では、この人間の判断基準、つまり、認識・判断・考え・感情の住む心の家を「マインドーム」と呼んでいます。 これは「マインド(mind)」+「ホーム(home)」を合わせた造語…
「アイデンティティ」とは何なのかについて、9つの観点で整理をしました。人間は、まず「私は人間である」という、 「犬や猿ではなく人間だ」というアイデンティティを意識する事無く当然のように持っています。 次の個人のアイデンティティ、 さらにそのア…
「アイデンティティークライシス」と言う言葉が示すように、 アイデンティティーが不安定だと、自分の存在価値を失い、 生きる意味、価値を持てなくなります。 逆説的に、アイデンティティーは生きる原動力であると言えます。 この時代、今までの生き方では…
人間は立場を獲得してアイデンティティを拡大する性質があります。 人間は組織に入ると、その組織の社長やリーダーのポジションと自分をひとつに重ねたり、 または歴史上の英雄を真似したりしながら、影響力を与える事ができるポジション、 立場に自分のアイ…
人間は家族共同体、地域共同体、組織、グループなどを作ったり、 それらに所属したりします。 そして所属する事を通して、自分のアイデンティティを作り、 さらにそれをもっと大きく広げていこうとするのです。 もし何らかの組織やグループに所属しなければ…
もしライバルや戦う相手がいれば、「あいつをどんな風にやっつけよう」 「あんなやつに俺は絶対負けるはずが無い」どと、自分の存在感をより強く感じるようになります。そして相手に負けたくないと必死に勉強したり努力したります。このように自分自身の存在…
アイデンティティとは、 「常に自分がどんな思いを選択し、蓄積しているか」 「自分がどんな一貫性を反復しているか」の結果であると言えます。 例えば、今は自分を男だと思っているのに、一時間後には女だと思い、 二時間後にはまた男だと思う、というよう…
人間は、アイデンティティである「自分自身をどう思うか」を 根本の判断基準として、物事を考えたり、人と話したり、 あらゆる選択と放棄を行っています。 つまり、アイデンティティとは、あなたの絶対支配権力であり、 問題を作るのも解決するのもアイデン…
脳の記憶はアイデンティティに大きく影響しています。 例えば何らかの事情で脳に障害が起きてしまい、 記憶喪失となってしまった場合、 自分のした行動さえ忘れてしまう状態だとしたら、 いったい自分自身をどのように思うでしょうか? アイデンティティは、…
アイデンティティとは「自分自身をどう思うか」「自分自身をどう認識するか」です。一般的には、「自己同一性」と約されます。 人間は「これが自分だ」と思えるものを自己と同一化し、 自我意識を作り上げます。 例えば映画を観る時、映画の登場人物の中で悪…
「アイデンティティ」という言葉は良く見聞きすると思います。「企業としてのアイデンティティの確立」、 「日本人としてのアイデンティティ」 「あなたのアイデンティティを明確にしてください」といった使われ方をしています。 そして、最近では「アイデン…
理性を持った存在である人間が、 「人間とは何なのか?」 「心とは何なのか?」 「正しく考えるとはどういうことなのか?」 等々に対する根本的な理解が全く足りないまま、 人間の観念の枠の中でいくら思考しても、 その思考経路のチューブの中では、根底か…
釈迦は、人間五感覚の意識の存在の世界を「色」と言い、 究極の無意識の実在の世界を「空」と言い、 「色即是空 空即是色」という言葉を残しています。 しかし、この釈迦が伝達したかったイメージを、 そのイメージを持っていない人が、意識の中で、単語の暗…
物、食料に溢れた現代は、 食べ物がなくて飢えて死ぬ事はありません。希望を持てない事から、生きる意味や価値を失い、 ビジョンをもてない寂しさ、孤独、疎外感に陥り、 ストレス、ジェラシー、怒りが膨れ上がり、 衝動的に人を殺したり、自らの命を絶つの…
「人間とは何なのか」 「生きるとは何なのか」と言う本質的な問いに答えられないと言う事は、 何のために生きるのかがわからず、 人生が何なのかをわからない事になります。 これでは、何を基準に考え、判断し、行動して良いのかわからず、 「人生」の楽しみ…
「人間とは何なのか?」 「存在とは何か?」 「宇宙自然はどのようなメカニズムで成り立っているのか?」 「宇宙存在の出発点は何か?」 「資本主義のメカニズムとはどういうものなのか?」 このような本質的な問いに対する明確な答えを持ち、 自分の人生を…
元格闘家の須藤元気さんが登場するユニクロのCM「今を生きる」 「全てはひとつ」 という言葉が印象的です。須藤元気さんは、自分の引退試合後、 マイクパフォーマンスで、 「全てはひとつ」と言い切り、リングを後にしました。格闘技を追求した結果、「全…
HITOTSU学は、 「釈迦が解いた世界、イエスが解いた世界、老子が解いた世界、アインシュタインが解いた世界」 これらを神や偉人で終わらせるのではなくて、皆がその本質を理解し、様々な領域に応用活用できるように体系化された学問です。 『Oneness』『One …
観点の移動について、ずっと言葉で説明してきましたが、 HITOTSU学創始者のNoh Jesu氏のサイトに、 アニメでわかりやすく観点の移動について説明されているビデオが紹介されていました。 英語ですが、見るだけでもイメージが湧くと思いますので、 是非ご覧下…
HITOTSU学のポイントである「観点を移動する技術」について、 HITOTSU学創始者のNoh Jesu氏が動画でわかりやすく解説しています。「人間の固定概念はダイヤモンドより硬い」と言われています。 先入観を捨て、頭を柔らかくして見てみましょう。
私たちは今まで、「物・存在があるのが当然」という事を大前提にした上で、思考と論理を展開する、思考習慣を当然としてきました。 しかし、最先端の量子物理学において、超ミクロの世界では、認識主体と認識対象の分離・独立が否定され、「認識するから存在…
2008年12月13日(土)、HITOTSU学創始者のNoh Jesu氏による、出版記念講演会が開催されます。 Noh Jesu氏のすごさは、政治、経済、科学、文化、思想、哲学、歴史、芸術あらゆる分野を繋げて、わかりやすく、かつ斬新な視点で整理し、解説してくれるところで…
人間は、「自分」と言う概念を、はっきりと理解しないままで、 「ここまでが自分」、 「ここからが他人(自分以外)」と、 「境界線」を引きます。前提として、私たち「人類」は、 壮大な「宇宙」の一部の「地球」に生息している「生命体」の一部です。 一つ…
「自分」または、「自分自身」と言う言葉は、とてもよく使う言葉だと思います。では、「自分」とは、何でしょうか? 「自分」について、どのような説明をするでしょうか?「自分」は、 「どこどこに生まれ、こんな家庭で育ち、仕事は何をしていて、こんな人…
無意識に作られ、常識化、観念化した 「●●だから、〜しなければならない」 「●●になりたかったら、〜するべきだ」 と言う因果論、当為論による束縛体系は、身近なところに溢れています。 「奥さんだったら、家事をするのは当たり前だ」 「夫だったら、家計を…
人間の五感覚は、物・存在を「ありのまま」に認識できず、各自によってその五感覚の機能が異なるため、誰一人同じように物・存在を認識していません。 このように、 「物・存在をありのままに認識する事が出来ない」 「「誰一人同じように、物・存在を認識す…