③アイデンティティ=記憶・脳
脳の記憶はアイデンティティに大きく影響しています。
例えば何らかの事情で脳に障害が起きてしまい、
記憶喪失となってしまった場合、
自分のした行動さえ忘れてしまう状態だとしたら、
いったい自分自身をどのように思うでしょうか?
アイデンティティは、脳の記憶が消えてしまえば、
自分の事も家族の事もわからなくなってしまうばかりか、
人間としての判断基準も消えてしまうため、行動もめちゃくちゃになります。
人間のアイデンティティは、脳の記憶に依存し、人間の考え、感情、行動、
言葉、行動、人間関係に大きな影響を与えているのです。
これは人間は記憶によって常に過去のイメージにとらわれて、
なかなか未来へ進む事ができないと言う事を意味しています。